相手先からOKの返事をもらったときは、さすがにほっとした。私の長い通訳・英語生活の中で、これが、うまくいった初めての電話経験である。受話器(handset)を我知らずしっかりと握りしめていた手は汗 […]
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課題文48 効果的な文章作法の秘訣は簡単なことである。すなわち読者に語りかけよ、ということである。先ず第一文であるが、その主語は「秘訣」である。これは[秘密]に通じていて secretである。その使い方として […]
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「パンクをした」という日本人ドライバーの報告は、とたんに私に二つの仕事を与えたのである。ひとつは彼の行先にその旨連絡して、到着が遅れることに対する了承をとりつけること、それからもうひとつは当然ながら彼の帰着 […]
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課題文47 こんなことを言うのはピントはずれだが、私達はバスが完全に停車するまで席を立たなかった。この文、コンマを境とする2個文による構成である。これら両文は接続詞の「しかし」 の butでつなぐことにする。 […]
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とくに当時の米軍の内線電話は野戦用のものをそのまま使っていたので感度は悪く、ますます相手の声が聞きずらくなっていた。 私はだから電話は一番苦手であった。だがドライバーは鳴ると平気で電話をとる。相手が […]
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課題文46 これは私の実体験から学んだことであるが、単なる理屈だけで、問題が全て解決するわけではない。 この文、コンマを境とする2個文構成であるが、英文では終止符で別個の文として構成する。先ずはその第一文であ […]
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プリはプリティ pretty のことで、本来は女の子やかわいらしいものに対する形容詞だが、形容詞をさらに形容する副詞としてひんぱんにGIたちの間で使われていたもので、現在でもよく耳にする。「それは大変に高価だ […]
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課題文45 いじめた人間は往々にして自分のしたことを忘れるが、いじめられた方は死ぬまで憶えている。 この文はコンマを境とする2個文の構成である。先ずその第一文から行こう。主語は「いじめた人間」である。ここで「 […]
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そして「ただ」という意味の but とつなぎ、「彼は内燃機関のメカニズムについて私に説明しているのだ」と私は言ったわけだが、しかし本当はそのGIは私に向かって「オリユードウイング?」だから「私I」 […]
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課題文44 学校からの帰りには油を売ってはいけない。まっすぐ家に帰りなさい。 先ず第一文である。これは「何々するな」といっているところから、命令文は命令文でも、否定のそれであるから、否定命令文という。そのスタ […]
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