駅頭やホームではよくGIなどからものをたずねられる。アームバンドのRTOの文字が知らぬ土地に来ている異国の人にとっては助けの神とうつるらしい。 私は司令部からの帰途、横浜駅RTOに立ち寄ったが、その […]
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背広の上着の胸によく会社などのバッジをつけるが、しかし控え目な人はそれがほこらし気と人の目にうつるのをきらい、それを裏返しにして留め金の方を表に出しているのをよく見かける。これはむしろ控え目などで […]
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また別の見分け方として、前者の不定詞は完成文についているが後者は名詞のみについている、とも気づくのである。これは私独特の分析の仕方である。 RTO当時はこんな知識はさらになく、ただ不定詞を使った文例や会話をふ […]
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人前でほこらしげに英語をしゃべる奴にろくな者はいない。聞く人が聞けばすぐにブロークンの低劣英語はすぐそのお里が知れる。あきらかに彼らは日本人だが、英語で問いかけたからには、そのまま英語で続けようと、Sorry […]
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「IDカードを見せなさい」と言ったらその相手に why(なぜだ)と聞かれ、せせら笑う彼に一言も言えなかった例はざらであった。作文力の養成をまったく無視したインスタント英会話が今もあいかわらず行なわれているのは […]
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人間が人間を差別すると必ず問題が起こる。この時はその車輛に乗れる人間を区別する技術的な方法に問題があった。Allied Forces Personnel は連合軍将兵のことで、だから制服を着用している軍人はす […]
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進駐軍専用車(For Allied Forces Personnel Only) 国鉄や私鉄を問わず乗物にはすべてその運転席に立ち入ることを禁止する旨の札がその近辺に貼りつけられてあった。 「進駐軍 […]
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使役動詞の make は make him go. のように使うと「彼を行かせろ」という強制になる。そしてその動詞の go の位置に形容詞もくることが可能で、たとえば I make her happy. は「 […]
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彼らは私たちに荷物を託すという意識があり、それが私たちをリラックスさせ、きわめてらくな気分で英語を話せたのである。モータープールでは常に使われるという立場にあったが、しかしここでは私たちはその逆の立場にあり、 […]
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次は荷札(tag)を渡し、これに「名前を書け」という。Write your name here から put your name here. とも言ってみる。後になって上司の米将校から Put y […]
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