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ホーム > 中野幾雄の英作文、毎日3分しゃべれば英会話

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叩き上げの英語 186

2018年09月20日(木)5:00 AM
 私がGHQの公安課を退職し、友人の紹介で米軍事顧問団に特殊通訳翻訳として入ったのはこの年二十六年の八月であった。この顧問団の英語名は Military Assistant and Advisory Group […]

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叩き上げの英語 185

2018年09月18日(火)5:00 AM
 さらに警視庁内に一斉指令室が設置された。管下の各警察署に同時に緊急指令が出せる通信システムである。この名称は Simultaneous Order System を私が訳したものだが、これが後の110番の前身 […]

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叩き上げの英語 184

2018年09月15日(土)5:00 AM
How many beats are there made for each police box in your territory?  キルゴー氏の英語は大変早口であった。「貴管内では各交番に対してそれぞれいくつのパ […]

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叩き上げの英語 183

2018年09月13日(木)5:00 AM
 また、すでに故人になられた参議院議員の森田たま氏も時折り来られて、集会は自由であるべきだという主張を繰り返した。大変むづかしい内容で、通訳するのに四苦八苦だったことを今も覚えている。 この集会の許認可を担当す […]

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叩き上げの英語 182

2018年09月11日(火)5:00 AM
 憲兵隊当時とはちがい、ここはマッカーサー総司令部(GHQ)の中枢機関で、公安をつかさどるところであれば、格段も上のレベルの語学力が必要となってくる。それまでとは全くちがった内容だったため、私はそれに慣れる目的 […]

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叩き上げの英語 181

2018年09月08日(土)5:00 AM
 たとえば「私は彼を公園まで歩かせた」という文を考える。「歩かせる」という他動詞などは英語にはないから、そこで一工夫しなければならない。そんなときは、「〜させる、してもらう」という意味が出せる have を使え […]

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叩き上げの英語 180

2018年09月06日(木)5:00 AM
 不意にドアが開いた。宣告である。いつの場合でもこの瞬間は実にいやなものである。 日本語の問題を出した人だった。  リセプショニストの机の前に立ち、皆のつよい粘りつくような視線をはね返すように言った。  「中野 […]

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叩き上げの英語 179

2018年09月04日(火)5:00 AM
 だが私は「暴発」という名詞はまったく知らなかった。さてどうしようと私は焦った。ひざに置いた手の中に汗がにじみ出てくるのがわかる。アイデアは、アクションからである。文章なら書き出すことだ。会話なら話し出すことだ […]

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叩き上げの英語 178

2018年09月01日(土)5:00 AM
 私にはさらにもうひとつの秘法があったのである。面接のため、係の人がその部屋のドアを開けて私を中に招じ入れたとき、ここが勝負である。必ず自分が先に口を切ることである。これがその秘法なのだ。先んずれば人を制すのた […]

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叩き上げの英語 177

2018年08月30日(木)5:00 AM
 電話が鳴るたびに Public Safety Division, receptionist speaking, sir. とまず名乗る。あきらかに彼女は日本人であるが、その美しい発音とてきぱきと無駄なく応待す […]

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