あとがき わが<叩き上げの英語>、参考になったであろうか。一冊に、今日の私までをまとめるつもりで書きはじめたのだが、あっと気がついてみると、このとおりである。米国留学で終ってしまった。できるだけ、読者の英語 […]
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話がわかればそれにいつまでもこだわらないアメリカ人らしく、彼女の I hope you will enjoy America a lot. は気に入った。私は即座にこう答えた。 I have already […]
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Woman1: How is yours, sergeant? I: ・・・・・・・・・ Woman2: How were Japanese women that you made love with? I: […]
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すると女性どもがくすくす笑い出した。日本人たるの証明、私ははっとした。どこからか「うたまろ」とか「ビッグワン」とかの、男性にとってはおだやかでない名詞が聞こえてくる。冗談ではない。そんな証明ができるか、と心の […]
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An American sergeant, whose name I didn’t know, took four of us Japanese Air Force Personnel to on […]
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I am Sgt. Nakano and I have just got to this base. I was looking for my building and I thought this was […]
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見るとベッドの下になんとハイヒールが数足並んでいるではないか。私は一瞬胆をつぶした。あきらかにそこは婦人兵の宿舎だったのである。ご存知のとおり私は男である。私の頭の中にストーリーがつくられた。私が主役の痴漢で […]
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いまの日本のマンモス団地のように、同じビルが道路をはさんでいくつも整然と向かい合って立ち並んでいる。その道路の端はおそらく航空機の滑走路であろう。はるか遠方には霞んで木立が見える。夕日が間もなくその木立の向こ […]
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まわりを見るともうだれもいない。ついさっきまでにぎやかにざわめいていたのに。さっと潮が引いたようだ。一人感慨にふけり、ときの経つのを忘れていたらしい。 トレイを洗い場の傍のカウンターに返しにいった。そばにK […]
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サンアントニオの駅から迎えのバスでやっとのことでラックランド基地に着いたのはサンフランシスコを出発した翌々日の午後六時頃であった。ここでは無線・レーダーに関する専門英語の指導を三百六十時間に渡って受ける予定に […]
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