課題9 言葉の端をとらえて問題にするのはよくないと思う。
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課題9 言葉の端をとらえて問題にするのはよくないと思う。

みなさま!こんにちは、毎日暑い日が続きますが、お身体に気をつけて英作に励んで下さい。

中野先生も張り切って新たに課題を執筆されてます。

 

課題9   言葉の端をとらえて問題にするのはよくないと思う。

 

この文のように「何々は何々であると思う」は得意の I thinkを使って、
その目的語が一個の文であるので“I think that 文”という語順、構成となるのはすでに充分お分かりの通りである。

 

このとき注意したいのはその原文にみるように I think の目的語の文が「よくない」というように、否定となっているときである。

 

英文ではその否定は I thinkが受けて“I don’t think 文”という構成とするのである。つまり英文では通常は“I think+否定文”は避けて、“I don’t think

+肯定文”が通常は多用される。

 

そこで上記の本文は英文式に言い換えて「これこれはよいとは思わない」とするのである。次の図式のように。

 

   I don’t think that<言葉の端をとらえて問題にするのはよい>

 

上記の< >内であるが、これは「~ を問題にすることは それはよい」 というように仮の主語 itを使っての「仮主語・真主語の」 スタイルでいく。次のように。

 

 I don’t think that it is good to<言葉の端をとらえて問題にする>

 

仮の主語 it の真の内容は不定詞の toに続く動詞とそれ以下である。その動詞はどのようにしたらよいか、大いに考えないとならない。

 

「言葉の端」はedge of words などとんでもないことで、これは正しくは「非本質的なもの肝要なものでないもの → nonessentials」である。「問題にする」は「ある感情を抱く」と言い換えて dwell を使うのがよい。

 

自動詞であるから前置詞の onで nonessentialsにつなぐ。つまり “dwell on 何々”で「何々に対してある感情を、問題意識を抱く」となるのである。

 

英文     I don’t think that it is good to dwell on nonessentials

 

次回課題10 京都の道路は碁盤の目のように走っている。