叩き上げの英語 219
米軍基地のGIの一人にラドリゲスという軍曹がいた。私と仲が良かった。彼は近々アメリカに帰り、除隊するという。
機会があったらぜひたずねてきて欲しいと言って、私に彼の住所を教えてくれた。
I am going home pretty soon and get discharged. So, I will be looking forward to seeing you there again. Here is my home address. Be sure to call on me when you are around.
「期待する」は expect を使えば I expect to see you again there. となるところだが、look forward to〜 を使うのもよいものである。
注意しなければならないのは、この to は不定詞ではなく前置詞であるということだ。だからそのあとには名詞(ほとんどの場合動名詞)でなければならない。
それをこともあろうに不定詞とまちがえて動詞につなぐということなど、まちがってもしてはならない。
be discharged 「除隊する」ということだが、彼らはその be 動詞を get にするくせがある。He was discharged. は He got discharged. に、また She was married. は She got married. とそれぞれするのもその好例である。
When you are around. は「あなたが近くに来たら」ということで、この around は副詞である。前置詞ではない。 「すぐもどるから、その辺にいてくれ」は Stick around, and I will be back pretty soon. と言えばよい。