叩き上げの英語 115
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叩き上げの英語 115

 

N.He didn’t tell me what for. He just said “Come and you will know” 他動詞の目的語に疑問詞とその付属品、つまり what 以下が続いている。「くればわかる」は「来い、そうすればあなたは知る」と英訳したわけである。  

もし「そんなこと知るわけないだろう」というように当然知るはずのないことをたずねられたときは、How do I know (it)? という言い方も知っているとよい。両手を前に拡げるジェスチャーを伴うとさらに効果的である。  

AP.You had better not go. I think it is pretty dangerous for you to go there. Anything could happen if you went there. 「ユーベラ」のこれは否定形で「行かない方がよい」というわけである。

not の位置に注意する。次の文は仮主語・真主語の形で「そこに行くことはそれは…」と考えれば容易にそれに気づく。さらにこの不定詞の動詞、この場合は go であるが、その動作を行なう人は for のあとにきている人と気づく。

文法では「不定詞の意味上の主語」というように説明している。次のif は仮定法の万が一の意味合いだから過去の形を使っている。つまり仮定法過去のスタイルである。彼らもきちんと文法正しい英文を、特に私たち通訳に対しては心して使っていたようである。

「何が起きるかわからない」は「何事も起こり得る」と表現するのだ。