課題11 海岸線を走る道路は快適そのものだ。
課題11 海岸線を走る道路は快適そのものだ。
この文、主語は「道路」である。The streetである。この様な場合は一本の道路を想起するので A roadとしよう。
Streetとするよりも情緒的な味わいがある。そしてその roadに対して形容がついていることに気づく。「海岸線を走る」という形容が。
次の図式のように。
The road <海岸線を走る A> is <快適そのもの B>
上記の< >内Aであるがそれによる形容のためにはお分かりのように関係代名詞が必要になる。そこでキーワードだ。
「The roadだよ すなわちそれは」と「The roadだよ 即ちそれを」のうち「すなわちそれは」が正しく両者をつなぐことが確認できる。
つまり「The roadだよ すなわちそれは 海岸線を走る」となり、意味が正しくつながるということである。
その「は」からここに使う関係代名詞の whichは主語と見立てて< >内Aを構成すると良い。そこで which runsとなる。
次のように。
The road which runs <海岸線を A> is <快適そのもの B>
上記のAであるが、これは「海岸線に沿って」と言い換えられる人は容易にその前置詞「沿って」のalongが頭に浮かぶ。
そこで Aは which runs along the coastとなる。「線」にこだわることはない。ここで次の図式ができる。
The road which runs along the coast is <快適そのもの B>
上記のBであるが、形容詞の「快適な」は delightfulである。しかしそれについている「そのもの」はどうするか、が問題である。
この「そのもの」は形容詞をさらに強調するものであることを知れば、これはveryを使って very delightfulとしたい。
だが veryでは少々弱いと思われる人はもう一歩進めて「絶対的に→ absolutely」に delightfulとしよう。
英文 The road which runs along the coast is absolutely delightful.
次回課題12 外国へ行くのはこれが初めてです。
中野幾雄