叩き上げの英語 169
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叩き上げの英語 169

 

I first went to an old-goods shop near my house, but I couldn’t sell it as the master of shop refused to buy it.  

私は最初に家の近所の古物商のところへ持っていったのですが、店の主人の拒否に会い、売れませんでした、と言った。

この「拒否に会い」はオーバーな言い方かも知れないが、作文は、これを「〜が拒否したとき」というように接続詞の as か when を使うと非常にうまくいく。

表現力のない人ほど、すべて考えなしの because で安易にかたづけようとする。 私はその翌日に顕微鏡は少佐に返したとつけ加えた。  

I returned the microscope to the Major next day.  過去について話をする際の「翌日」は「明日 tomorrow」をそのまま使う人がいるがナンセンスである。

tomorrow は今日を基準とする明日である点によく注意しなければならない。  

Why did you return it to the Major so early? You said you would try to sell it and just one try isn’t enough, is it?  検事側の追求はきびしい。

なぜそんなに早く返したのか、あなたは彼を助けるため売ろうとしたのに、たった一回で止めてしまうとは、あきらめが早いのではないか、としつこい。  

私は物を売るのが苦手だから、と答えた。  I am not very good at selling things.  

これを答えながら、私は、おそらく「そんな商売が下手ならば、あなたはなぜ引き受けたのか」と聞いてくるのではないかと思ったが、案に相違してそれはなかった。